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北朝鮮

核実験場近く染色体異常 住民被ばくか 広島爆心地1.6キロ相当

北朝鮮の核実験場と脱北者らの居住地の位置関係

 北朝鮮の地下核実験場(咸鏡北道(ハムギョンプクド)吉州(キルジュ)郡豊渓里(プンゲリ))付近に住み、2度の核実験後に脱北した元住民2人に、原爆被爆者にみられるような染色体異常が生じている。韓国の研究者が収集したデータを広島の専門家が確認し判明した。推定される被ばく線量は高い人で累積394ミリシーベルトに達し、核実験による放射線の影響が疑われる。この数値は、広島に投下された原子爆弾の爆心地から約1・6キロの初期放射線量に相当する。豊渓里周辺では近年、核実験の影響が疑われる体調不良を訴える住民が増えており、被害の実態把握を求める声が上がっている。

 脱北者の現状調査などを手がける民間研究機関「SAND研究所」(ソウル、崔慶嬉(チェギョンヒ)代表)が2016年7月、8月、昨年9月の3期に分けて、吉州郡出身者21人を対象に健康状態の聞き取り調査を実施。その結果、頭痛や吐き気などの共通の体調不良があることが判明した。

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