メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

発言

がん患者の心に寄り添う=稲垣麻由美・ノンフィクション作家

 5年生存率5%の進行性肺がんと診断されたある男性(56)の話だ。IT関連企業に勤める3児の父は「自分が死ねば住宅ローンは終わる。残していく家族は大丈夫だ」と死を覚悟したが、愛する人との別れをリアルに感じるようになると、泣くようになった。「死ぬのが怖くて泣いてしまうのです。そんな自分が情けない……」。胸の思いを打ち明けると、医師はこう答えた。「当然のお気持ちだと思います。怖がっても泣いてもよいのではありませんか。泣くと誰かが困りますか?」。予想外の言葉に男性ははっとした--。

 2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代だ。医療の目覚ましい進歩により、がんは死に直…

この記事は有料記事です。

残り978文字(全文1268文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 千葉市教委 「日焼け止め使用許可を」全中学に通知へ
  2. 近鉄 南大阪線、26日にも再開 橋脚傾き運転見合わせ
  3. 大川小津波訴訟 2審の仙台高裁も石巻市と県に賠償命令
  4. ストーリー 大川小「無念と責任」胸に(その1) 教員遺族、語り継ぐ
  5. 山口メンバー 「世の中騒がせた」涙で謝罪 無期限謹慎

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]