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SUNDAY LIBRARY

三浦 天紗子・評『ほの暗い永久から出でて』上橋菜穂子、津田篤太郎・著

作家と医師による死生観をめぐる対話

◆『ほの暗い永久(とわ)から出でて 生と死を巡る対話』上橋菜穂子、津田篤太郎・著(文藝春秋/税別1300円)

 『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズなどの著者で、物語作家として国際的な評価を得ている上橋菜穂子(うえはしなほこ)と、聖路加国際病院の気鋭の漢方医・津田篤太郎が往復書簡の形で交わした対話をまとめたのが本書。一見、あまり接点のなさそうなふたりが出会うきっかけは、津田が上橋の亡母のがん治療に関わったことらしい。そうした幸運な偶然が、死生観をめぐる、密度の濃い思考のキャッチボールへとつながった。

 対話の始まりは、上橋からの重い問いだ。生き物は遺伝子の乗り物にすぎないというのが生物の真実だとして…

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