チャレンジテスト

揺れる内申、教員苦慮 「抜け穴」に困惑

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 本格導入から3年目を迎える大阪府独自の統一テスト「中学生チャレンジテスト」。授業への姿勢や宿題の内容などを総合的に判断した学校側の5段階評定が、1回のテストで修正される生徒が年に延べ約2万人に上る実態が明らかになった。生徒の進路に影響するだけに現場の教員は苦悩し、保護者らの戸惑いも続いている。

 府南部の中学校で社会科を教える50代の男性教諭はチャレンジテスト対策で、今回も過去問や独自の予想問題を作った。「テストだけで測れない部分を評価するのが評定だが、生徒の評定を下げたくないので、何とか時間を作って対策をしている」と吐露する。

 昨年1月にあった1、2年生対象のテストでは、府南部の別の3校で計約300人が欠席し、2年生の半数以上が休んだ学校もあった。教員が事前に「結果が高校入試の内申点に影響する」と説明したことから「テストで失敗するくらいなら欠席の方が有利」との判断が働いた可能性もある。欠席者には別の日に再試験があるが評定には反映されず、過去の成績やテストを受けた同級生の成績などを参考に評定が決められるという。この教諭は…

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