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山形大理学部の柳沢文孝教授(地球化学)が昨年末に発表した樹氷の発生状況に関する研究で、地球温暖化が続くと蔵王では今世紀末、巨大な樹氷「アイスモンスター」を見ることが難しくなることが分かった。地元の名物であり、誇りである奇観が失われるかもしれない。
樹氷は針葉樹に付着した水分が凍り、最初に「エビノシッポ」が生まれる。形状がエビの尾に似ているからで、水分が次々と付着するごとに徐々に成長。さらに着雪すると、怪物のよう…
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