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経済観測

お正月のもちをめぐって=農業ジャーナリスト・青山浩子

 毎年「正月用に」と知り合いの農家がもちを贈ってくれる。今年に限り、開封前に小さなカビの生えたもちがあった。正月に親戚にその話をすると、「実は」と、過去におすそわけした別の農家のもちにもカビが生えていたなど、喉のつかえがとれたように親戚が話し始めた。話題が出なければ声なき声として終わっていただろう。農家に即座に伝える必要性を感じつつ、食品メーカーが製造する長期保存が可能な包装もちに慣れて、「もちにカビはつきもの」という感覚が希薄になったとも感じた。

 包装もちの生産量は年々増え、年齢別では20代の購入量が微増している。全国餅工業協同組合によると2016年度は約7万トンで40年間に倍増した。その分、自宅でもちをつく習慣は消えつつある。ましてやきねと臼でもちをつく家はごくわずかだろう。

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