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阪神大震災23年 家族の笑顔、命の力 被災者同士で結婚 新川愛さん

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被災した自宅の跡地に整備された公園で家族と遊ぶ新川愛さん(中央)=神戸市長田区で2017年12月16日、久保玲撮影
被災した自宅の跡地に整備された公園で家族と遊ぶ新川愛さん(中央)=神戸市長田区で2017年12月16日、久保玲撮影

新川愛さん(42)

 人工の小川が流れ、子どもの歓声が響く神戸市長田区の水笠通公園。阪神大震災が起きるまで、ここには街があった。新川愛さん(42)=同区=はこの地にあった自宅で被災し、母と祖母を亡くした。一時暮らした避難先で夫修平さん(43)に出会い、娘3人に恵まれた。笑顔あふれる5人家族。その裏側には、つらい記憶を夫婦で受け止めてきた23年の月日がある。この冬、改めて娘たちに伝える。「生きていること、幸せなことは、当たり前じゃないんやで」【道岡美波】

 震災で愛さんの自宅は全壊し、1階で寝ていた母恵子さん(当時55歳)と祖母菊江さん(同87歳)が犠牲となった。以降は、当時19歳の愛さんと2歳下の弟の二人だけの生活。避難所で出会った人たちの助けを借り、親が残した財産やアルバイトで生き延びた。

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