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最高裁判事

宮崎裕子氏が旧姓使用を表明 女性6人目で初

記者会見する宮崎裕子・最高裁判事=最高裁で2018年1月9日午後4時2分、和田大典撮影

 9日付で弁護士から最高裁判事に就任した宮崎裕子氏(66)は同日、最高裁で記者会見し、最高裁判事としては初めて旧姓を通称使用すると表明した。また、夫婦別姓を巡る議論にも触れ「選択的別姓であれば全く問題ないのでは。価値観が多様化している現代では、可能な限り選択肢を用意することが重要だ」との見解を示した。

 最高裁は昨年8月まで判決などで全裁判官の旧姓使用を認めず、最高裁でも過去5人の女性判事はいずれも戸籍姓を用いてきた。

 宮崎氏はこれまでの弁護士活動で、結婚後も旧姓の宮崎姓を使用。会見で「弁護士は依頼者との信頼関係が重要。別の姓を使えば、一から関係を築いていかなければならなくなる」と話した。

   ◇  ◇   

 第19代最高裁長官に就任した大谷直人氏(65)と、東京高裁長官から最高裁判事に就いた深山卓也氏(63)も9日、最高裁で会見。大谷氏は「国民から信頼される裁判所の実現に全力を傾けたい」と語り、裁判員制度の課題に関し裁判官同士で議論を深める必要があるとした。また、深山氏は「最高裁の判断が国民生活や経済社会に与える影響を考えると、非常に大きな責任を感じている」と述べた。【伊藤直孝】

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