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今年9月の自民党総裁選で安倍晋三首相が連続3選されれば、2021年までさらに3年間の総裁任期を手にする。昨秋の衆院選で勝って党内基盤を固めた首相は昨年の漢字に「挑」を選んだ。「ポスト安倍」をうかがう人々は新年の政局にどう挑むのか。

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2018自民総裁選/3 河野太郎外相(55) 政権主流へ、脱・異端児 「3年後」進次郎氏を意識

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地元の新年会で外交について語る河野太郎外相=神奈川県茅ケ崎市で2018年1月8日、加藤明子撮影
地元の新年会で外交について語る河野太郎外相=神奈川県茅ケ崎市で2018年1月8日、加藤明子撮影

 昨年8月の外相就任以来、寸暇を惜しんで海外を飛び回ってきた河野太郎も、年明けの8日は地元・神奈川県茅ケ崎市にいた。

 「先輩方が本当に丁寧に海外の国に援助してきた。それが今、日本外交の大きな財産になっている」

 市役所のコミュニティーホールで開かれた河野を囲む新年会。集まった支援者を前に河野は従来の外交路線を継承・強化していく姿勢を冗舌に語った。外務省に政府開発援助(ODA)の半減を求め、「害務省」と腐したこともある河野の君子豹変(ひょうへん)が際立つ。

 支援者からは「閣僚の中で一番活躍しているのが河野大臣だ」「政界でトップを取る準備ができた」などの声が上がったが、河野は今年9月の自民党総裁選には触れずじまい。かつては「湘南から未来の総理を」と鼻息の荒かった「跳ねっ返り」(地元関係者)の威勢のいい発言を期待した会場は肩透かしを食った。

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