阪神大震災

救いの童謡、歌い合う 阪神から東日本、熊本へ

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神戸を拠点に歌い続ける深川和美さん=神戸市中央区で2017年12月29日、待鳥航志撮影
神戸を拠点に歌い続ける深川和美さん=神戸市中央区で2017年12月29日、待鳥航志撮影

 阪神大震災後のがれきや焼け跡の残る街で、童謡を歌い続けた歌手がいる。神戸市中央区の深川和美さん(49)は、同市長田区の自宅で被災した。元々はフレンチジャズなどを歌っていたが「何もかもはぎ取られた時に元気をくれたのは、誰もが自然と一緒に歌える童謡だった」。現在は全国の被災地を巡り、観客参加のコンサートを開催。地域固有の消えゆく童謡を残す活動も続けている。

 京都市立芸大で声楽を専攻した深川さんはフランス歌曲を愛好し、1991年の卒業後に渡仏。歌を学び、帰国後もフレンチジャズのバンドで活動した。日本の歌には目が向かなかった。

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