阪神大震災

追悼の集い 「息子の姿、今もなお」 遺族代表に崔さん

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追悼の集いの遺族代表に決まり、思いを語る崔敏夫さん=神戸市役所で2018年1月10日、米山淳撮影
追悼の集いの遺族代表に決まり、思いを語る崔敏夫さん=神戸市役所で2018年1月10日、米山淳撮影

 17日に神戸市が主催する阪神大震災23年の「追悼の集い」で、震災で次男を亡くした神戸市須磨区の崔(さい)敏夫さん(76)が遺族代表であいさつすることが決まり、10日、神戸市役所で記者会見した。東日本大震災以降、本格的に語り部活動を続ける崔さんは「震災が風化していることを感じる。息子の死を少しでも生かしてもらえれば」と語った。

 震災で神戸市須磨区の自宅兼靴工場が全壊。成人式で東京から帰省し、1階で寝ていた朝鮮大学校2年の次男秀光(スグァン)さん(当時20歳)が下敷きになり、亡くなった。前日の夜、体調の悪かった秀光さんを引き留めて泊まらせた。銭湯に2人で行き、大学生活や将来の夢について話は尽きなかった。「深夜12時ごろ1階に下りていく後ろ姿が忘れられない」

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