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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

運営委、出場候補130校を承認 タイブレーク導入拡大

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 <センバツ高校野球>

 大阪市の中沢佐伯記念野球会館で10日開かれた第90回記念選抜高校野球大会の第2回運営委員会では、21世紀枠の候補9校と各都道府県高野連からの推薦校121校(前年比2校増)の計130校を出場候補校として承認した。デザイナーの佐川明日香さんが制作した優勝、準優勝、参加章の各メダルも認められた。

 記念大会の出場校は前回より4校多い36校。選考委員会は26日午前9時から毎日新聞大阪本社で開かれ、午後3時からの委員会総会で出場校が発表される。21世紀枠は3校が選ばれ、残る6校は一般選考の対象となる。地区別選出校33校の内訳は▽北海道1▽東北3▽関東・東京6▽東海3▽北信越3▽近畿6▽中国3▽四国4▽九州4。昨秋の明治神宮大会で明徳義塾(高知)が優勝したため、四国に神宮大会枠(1枠)が割り当てられた。

 また、10日開かれた日本高野連の業務運営委員会では今春のセンバツから導入するタイブレーク制度を、夏の全国選手権や春、夏、秋の地方大会でも導入することを決めた。


 ■解説

心情配慮、決勝は対象外 「点の取り合い」指導者から懸念も

 自力で最後まで決着させたいという心情と、投手の健康管理を両立させるための落としどころが、決勝での導入見送りと、無死一、二塁での開始だった。

 健康管理だけを考えるなら何試合も勝ち抜き、かつ甲子園大会が直後に控える地方大会の決勝も、タイブレークで早く決着をつけた方がいい。日本高校野球連盟の技術・振興委員会では、負担が大きい地方大会の決勝ほど導入すべきだとの案が出ていた。

 ただ、日本高野連が昨年10月に行った都道府県高野連へのアンケートによると、3分の2が全国統一での導入に賛成だったが、決勝については7割以上が反対だったという。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「この一戦で甲子園が決まる、日本一が決まるという戦いについては例外で再試合に、との希望が多かった」と話し、加盟校の心情に配慮したことを明らかにした。

 無死一、二塁からの攻撃は国際ルールに合わせた格好だが、満塁よりも一、二塁の方が送りバントか強打かなど攻撃の選択肢が広がり、特徴が出やすい。高校野球の面白さをなるべく損なわないようにしたい思惑がうかがえる。

 投手の負担軽減を目的に2014年から議論されてきたタイブレーク制度はついに決着した。だが、竹中事務局長は「これで終わりではない。健康管理は永遠の課題」と強調する。選抜90回、夏100回という節目の年を「健康管理元年」として、高校野球のさらなる発展につながるよう、今後もよりよい方法を考えていく必要がある。【安田光高】

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