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火災があったグループホーム「ベルハウス東山手」=長崎市で2013年2月9日、本社ヘリから山下恭二撮影

 2013年に長崎市東山手町の認知症高齢者グループホーム「ベルハウス東山手」で入所者5人が死亡した火災で、業務上過失致死傷罪に問われたグループホーム運営会社「アイ・エル・エス」(同市)の元代表、桝屋幸子被告(66)の論告求刑公判が11日、長崎地裁(小松本卓裁判長)であり、検察側は禁錮2年を求刑した。弁護側は、起訴内容を認めたうえで執行猶予付きの判決を求めて結審した。判決は2月1日に言い渡される。

     検察側は論告で「防火意識が不十分でスプリンクラーの設置義務を怠った責任は重く、5人の命が失われたという結果も重大だ」と指摘。弁護側は最終弁論で「当時、スプリンクラーの設置義務があるとは認識していなかった。認識の甘さを悔いて反省している」として情状酌量を求めた。桝屋被告は「最悪の事態を招き、心からおわびする」と述べた。

     起訴状などによると、火災は13年2月8日夜、施設2階の入所者の部屋にあったリコール(回収)対象の加湿器から発生。桝屋被告は消防法で定められたスプリンクラーの設置義務を怠って施設内に煙を充満させ、一酸化炭素中毒などで当時77~90歳の女性入所者5人を死亡させ、別の5人を負傷させたとされる。【浅野孝仁】

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