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映画

嘘を愛する女 「愛」と「自分」探す旅へ

2人の愛さえも「嘘」だったのか=(C)2018「嘘を愛する女」製作委員会

 愛する人の「嘘(うそ)」に翻弄(ほんろう)されるキャリアウーマンの内面と葛藤を描いたラブストーリー「嘘を愛する女」(毎日新聞社など製作委員会)が20日、全国公開される。新作映画の企画コンペ、TSUTAYA・クリエイターズ・プログラム・フィルム2015のグランプリ作品を、新鋭、中江和仁監督が自ら映画化。主人公、由加利に長澤まさみ、その恋人に高橋一生と人気、実力を十二分に兼ね備えた日本映画界最注目の2人が、新しい「愛」の形を繊細、かつたおやかに表現した。近年、演技派女優としての成長著しい長澤と、圧倒的な演技力で高い評価を受け続ける高橋の魅力にフォーカスし、見どころを探った。【鈴木隆】

 「私自身も由加利に通じるものはあるが、由加利の感情に重みと深みを加えるのが本作でのチャレンジだった」。昨年11月末の完成披露試写会で長澤は、大人の愛の心情、切なさに迫ったことを明かした。役に真摯(しんし)に取り組む姿勢が年々強くなっているのは、役者としてのここ数年の進化からもうかがえる。長澤本人も女優として「中堅どころの世代に自分も突入し始めている」と考えている。キャリアが人生の半分を超えているとはいえ、冷静に自分を見ている。若さと可愛さが前面に出ていた「まさみちゃん」から、いつのまにか「大人の女優」への道を確実に歩き始めているのだ。

 10代では「ロボコン」「世界の中心で、愛をさけぶ」「深呼吸の必要」など話題性や評価の高い作品はあったが、女優として大きな変化が感じられたのは「奇跡」「モテキ」(2011年)、「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(14年)の頃からだ。作品や役の幅が飛躍的に広がり、従来の「長澤まさみ」のイメージから脱皮した印象を一作ごとに創り出した。美しさや可愛さに加え、コミカルさや、大人の女性の思いをさりげ…

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