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祭典を前に

平昌五輪は2月9日の開幕まで1カ月を切った。韓国で初めての冬季大会を前に、現地の表情や課題を追う。

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平昌五輪開幕まで1カ月/中 観光都市にひずみ 「地価10倍 再開発頓挫も」

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平昌五輪マスコット像の前で記念写真を撮る観光客。背後では、高層ホテルの建設が急ピッチで進んでいた=韓国・江陵市で2017年12月、神足俊輔撮影
平昌五輪マスコット像の前で記念写真を撮る観光客。背後では、高層ホテルの建設が急ピッチで進んでいた=韓国・江陵市で2017年12月、神足俊輔撮影

 韓国・江陵(カンヌン)市の基幹道路の交差点に並ぶ平昌(ピョンチャン)五輪のマスコット、トラの「スホラン」とツキノワグマの「バンダビ」像の前で、観光客が入れ替わり記念撮影をしていた。背後では、五輪に合わせて高層ホテルの建設が急ピッチで進む。多くの地元住民らは、観光都市として更に発展した大会後の街の風景を想像する。一方で、新たな課題も浮き彫りになっている。

 江陵は、韓国東側の日本海沿いに位置する。朝鮮王朝時代に「良妻賢母のかがみ」と言われ、5万ウォン札の肖像にもなっている申師任堂(シンサイムダン)の出身地として知られる。新鮮な海産物や、海岸沿いに喫茶店が並ぶ「安木(アンモク)コーヒーストリート」が人気で、江陵市がある行政区「江原道(カンウォンド)」の担当者は「韓国人が最も行きたい観光地」と説明する。

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