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韓国・江陵(カンヌン)市の基幹道路の交差点に並ぶ平昌(ピョンチャン)五輪のマスコット、トラの「スホラン」とツキノワグマの「バンダビ」像の前で、観光客が入れ替わり記念撮影をしていた。背後では、五輪に合わせて高層ホテルの建設が急ピッチで進む。多くの地元住民らは、観光都市として更に発展した大会後の街の風景を想像する。一方で、新たな課題も浮き彫りになっている。
江陵は、韓国東側の日本海沿いに位置する。朝鮮王朝時代に「良妻賢母のかがみ」と言われ、5万ウォン札の肖像にもなっている申師任堂(シンサイムダン)の出身地として知られる。新鮮な海産物や、海岸沿いに喫茶店が並ぶ「安木(アンモク)コーヒーストリート」が人気で、江陵市がある行政区「江原道(カンウォンド)」の担当者は「韓国人が最も行きたい観光地」と説明する。
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