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ただにしき

幻の紅茶で特産品 不二聖心女子学院が協力

不二聖心女子学院中学・高校の敷地内に広がる「ただにしき」の茶畑=静岡県裾野市で2017年12月20日、垂水友里香撮影

 静岡県裾野市の不二聖心女子学院中学・高校内の茶畑「不二農園」で紅茶用の茶木「ただにしき」が栽培されてきた。県農林技術研究所などによると、ただにしきは1965年ごろまで全国各地で栽培されていたが、安価で香り高い輸入紅茶に押され、現在はほとんど栽培されていない“幻の紅茶”。この茶葉を生かし地域特産品をつくる裾野市や地元商店などの取り組みが広がりをみせている。【垂水友里香】

 同研究所などによると、ただにしきは明治初期、政府の役人だった多田元吉が茶の栽培技術向上のための視察で、インドから持ち帰り、県茶業試験場(現・同研究所茶業研究センター)が品種改良。戦後、不二農園が苗を譲り受け、約5000平方メートルで栽培を続けてきた。製造した紅茶は同校での販売や、交流イベントの手土産などに利用してきた。

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