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京都府宮津市黒崎沖の若狭湾で11日に深海魚のリュウグウノツカイが定置網にかかった。5メートル15センチもある大物で、魚体も傷が少なく銀色の魚体と赤色のひれが美しい。京都北部の日本海では近年、冬場になると深海魚が捕れることが増えているが、漁師や研究者も「これほどの大物は見たことがない」と驚いている。【安部拓輝】
11日の朝、同市田井の漁業者が黒崎沖で定置網を揚げていると、巨大な蛇のように体をくねらせる魚が見えたという。長すぎてタモですくえない。鉤(かぎ)で刺して引き上げると、リュウグウノツカイだった。うろこがなくて傷みやすく、船に引き上げた時に体が折れてしまうことも多いが、船のいけすに入れても生きていた。薄い斑点のある銀色の体で、触り心地は太刀魚のよう。触手みたいな赤い腹びれがついている。栗田漁業生産組…
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