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がん光免疫療法

将来、がんの8~9割の治療が可能に/確実に効果が期待できる仕組み――開発・治験の2氏に聞く

がん光免疫療法を開発した小林久隆・米国立衛生研究所(NIH)主任研究員(左)=米メリーランド州のNIHで2017年8月、永山悦子撮影

 近赤外光と新たに開発した薬剤を使ってがんを治療する「がん光免疫療法」の治験が、日本で3月に始まることになった。米国で先行して2015年に治験が始まったこの治療法は、がん細胞をピンポイントで攻撃でき、副作用が少ないうえ、対象となるがんも幅広くなる可能性があるため、国内の患者の期待は高い。この治療法を開発した米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員、国内初の治験を実施する国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の土井俊彦副院長に、それぞれ治験や治療法への期待を聞いた。【永山悦子】

 ――2011年12月、マウスの実験でがん光免疫療法の発表をしてから約6年で日本での治験が始まることになった。

 いろいろな方の支援をいただき、ここまでこぎつけることができた。今振り返ると早いようにも思うが、「少しでも早いこと」が多くのがん患者の皆さんの役に立てるということを十分に理解していたので、私にとっては「早く、早く」と焦りながらあらゆる可能性を探って過ごした長く感じられる6年だった。

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