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上海列車事故 29年後の真実

第5章<5> 「下見」で校長は何をした

高層ビルが立ち並ぶ国際都市、上海=2017年3月、西岡省二撮影

 高知学芸高校は1988年春に実施する初めての海外修学旅行の行き先として、中国・上海を選んだ。学校側は、校長の佐野正太郎が現地を視察し、教職員らに報告したと主張する。だが、結果的に修学旅行先で生徒らは列車事故に巻き込まれた。

 中国では事故直近の3カ月間に列車の炎上や正面衝突、脱線など重大鉄道事故が4件発生、計152人が死亡していた。当時の中国鉄道の技術水準は「昭和30年代」とされ、安全意識が低いなかで事故現場付近は過密運行が続いていた。

 学校は「事前調査」と称して、いったい何を調べてきたというのか――これが民事訴訟で学校と佐野に向けら…

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