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上海列車事故 29年後の真実

第5章<6> 職員に見せる写真「ほとんどない」

観光客でにぎわう北京・頤和園=2015年3月、西岡省二撮影

 「家内です。頤和園で、北京だろうと思います」「家内です。北京の(明の)十三陵だと思います」「北京動物園だろうと思います」「(万里の長城の)八達嶺です」

 高知地裁の法廷で、遺族側弁護士は校長の佐野正太郎に「下見」の時の写真を次々と突きつけた。写真の被写体は妻、背景は北京の名所だった。

 だが、佐野の証言はあいまいだった。旅行先で写真を撮影したかと聞かれ、「私はあまり写真は知りません」と答える。この写真にはネガがあるのに、「私は普通のカメラは持って行ってないと思います」。その一方で「ポラロイドカメラを持って行き、ボツボツ撮ったのはあると思います」という。

 ならば、ポラロイドで撮影した写真が別にあるということか? 「ポラロイドで写したのは、向こうの人が喜…

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