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号外森保J、無念のドローで決勝T逃す 久保弾は幻に
上海列車事故 29年後の真実

第5章<7> 94年10月17日「請求棄却」

遺族の請求棄却を伝える1994年10月18日付の毎日新聞朝刊(東京本社版)

 上海列車事故遺族が高知学芸高校を相手取った民事訴訟は1994年4月15日、結審した。事故から6年が過ぎていた。途中、遺族1組が訴えを取り下げ、2組は学校と和解した。判決に臨んだのは3組だけだった。

 10月17日の正午すぎ。私は高知地裁近くの路上にいた。判決を前にした遺族の様子を取材するためだ。

 100メートルほど先の地裁正門には多数の報道陣が待ち構えていた。前に進むのをためらう母親たちに、遺族の一人、中田広海が「みんな、行くよ」と声をかけ、テレビカメラに向かって歩き始め、引っ張られるように原告団メンバーが続いた。その姿を見届けて、私は法廷には行かず、毎日新聞高知支局に戻った。

 勝訴と敗訴--この2通りの原稿をあらかじめ準備していた。

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