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上海列車事故 29年後の真実

第5章<9> 事故後に出版「青春の上海」

佐野正太郎氏の校長辞任記者会見で配布された資料=1995年1月7日

 深夜、私は同僚記者とともに高知県越知町にいた。

 高知市の西約30キロ、自然あふれる山間部の町。街灯がほとんどない。町に鉄道がない。幹線道路を車が走ると、そのライトで一瞬、周辺は明るくなる。だが、通り過ぎると暗闇に戻る。

 日付が1996年4月13日に変わろうとしていた。

 車のエンジン音が近づき、周囲がジワリと明るくなった。タクシーだった。止まってすぐ、車内のライトがついた。運転手は若い女性、助手席には年配男性が座っていた。後部座席に人はいなかった。

 男性が車を降りた直後、暗闇の中から声をかけた。

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