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JR北海道の路線見直し問題について、JRと国、道による初めての3者協議が12日、東京都内で開かれた。高橋はるみ知事と石井啓一国土交通相はこの日、相次いで「夏ごろには(支援について)大まかな方向性をまとめたい」との意向を表明、JRを含む3者による議論を今後、加速させる方針だ。【日下部元美、藤渕志保】
この日の協議は非公開で行われ、JRからは西野史尚副社長ら、道からは山谷吉宏副知事ら、国土交通省からは鉄道局審議官や北海道運輸局長らがそれぞれ出席。道が昨年12月、JR問題で国に対して財政支援を要請したことを受け、また早期に方向性を打ち出す必要性もあり、国交省の呼びかけで3者協議を開くことになった。
道や国交省などによると、この日は道が道内各地域の議論の状況や、道議会での審議などについて説明。また道は国に対し、改めて財政支援を要請し、JRには「更なる自助努力」を求めた。
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