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確かな医療とは/下 PET-CTによる検診 がん検出 有効性不明

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発見率1% 安心求め需要増

 人間ドックのがん検診で利用の多い「PET-CT検査」。小さながんでも精度よく発見できるとされ、医療機関のホームページなどで盛んに紹介されている。利用者が受けるべきかどうか、判断の目安となる確かなエビデンス(医学的証拠)はあるのだろうか。3回目は、この検査の「効果」について検証する。【五十嵐和大】

 東京都内の50代の男性会社員は毎年、人間ドックで「PET-CT検査」を受けている。PETは「Positron Emission Tomography」(陽電子放射断層撮影)の略。がんに取り込まれる放射性薬剤を利用者に投与し、体内から出てくる放射線を特殊カメラでとらえて画像化することで、がん発見に活用する。最近では、これに臓器の形状を撮影するコンピューター断層撮影(CT)を組み合わせて、診断の精度…

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