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センター試験

受験生をパトカーで会場へ 列車事故で

北海道・室蘭線

 13日午前8時ごろ、北海道白老町竹浦のJR室蘭線踏切で、札幌発函館行き特急スーパー北斗4号と乗用車が接触した。けが人はなかったが、室蘭線は現場付近で一時運転を見合わせた。

 道警などによると、大学入試センター試験の受験生1人が登別駅(登別市)からこの特急に乗る予定で、後続の普通列車には3人乗っており、いずれも室蘭市の室蘭工大会場までパトカーで移動した。このうち会場から約30キロ離れた萩野駅(白老町)で足止めになった普通列車の3人は受験する地理歴史・公民の開始約15分前に会場に到着し、別室で約4分遅れで試験を受けた。

 道警苫小牧署によると、乗用車の運転者は「雪でスリップした」と話しているという。白老町の午前8時時点の積雪は4センチで、気温は氷点下9度だった。

 JRがタクシーを手配したが、苫小牧署などは間に合わないと判断した。登別駅については事故の連絡を受けた室蘭署員がホームに出向いて受験生を確認し、声をかけてパトカーに乗せた。緊急走行はしていない。

 道警通信指令課によると、以前から列車事故など予期せぬ事態により足止めされた人について緊急性がある場合は、受験生に限らずパトカーに乗せるなどの対応をしている。センター試験前日の12日に各署へ受験生への配慮を改めて通知し、パトカーを出動させたのは現地2署の判断だった。

 3人を運んだ苫小牧署は「この日のために勉強に励んできた受験生の努力が事故によってふいにならず、ひとまず安心している」としている。【野原寛史、真貝恒平】

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