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大雪

「仮眠取れず、トイレも行けず」北陸道車立ち往生

 石川、富山両県で11日夜から12日朝にかけて降った大雪は、市民生活にも影響した。北陸自動車道で立ち往生する車が相次ぐなど、高速道路が各地で通行止めとなったほか、一般道でも渋滞が発生し、公共交通機関のダイヤも大幅に乱れた。

     勤務先から車で帰宅中に富山県小矢部市内の北陸道で立ち往生した石川県川北町の男性(37)は12日朝、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた毎日新聞の取材に、「仮眠が取れず、トイレに行くこともできずに困っている」と状況を説明した。

     男性によると、12日午前0時ごろ、石川方面に向かって走行していたところ、小矢部インターチェンジ付近で車の列が動かなくなった。雪は降り続き、ドアミラーの上には10センチ以上積もった。

     男性は1人で乗っており、車列がいつ動き出すか分からないため、一睡もできなかったという。「午前9時から仕事の予定だったが、いつ行けるか分からない。せめて高速道路から降ろしてほしい」と訴えた。

     石川県警によると、12日午前9時までの24時間で、車のスリップによる人身事故が13件、物損事故が169件発生。11日昼に小松市で起きた衝突事故で2人が死亡したほか、県内の負傷者は12人に上った。

     石川近鉄タクシーによると、11日夜から配車要請がひっきりなしに続き、12日朝も対応に追われた。担当者は「市内が渋滞しており、そもそも乗務員の半数しか出勤できていない」と頭を抱えた。

     金沢市内を運行するバスも、渋滞などのためダイヤが大幅に乱れ、金沢駅前のバスやタクシーの乗り場には、通勤・通学を急ぐ人の長い列ができた。

     タクシー乗り場に並んでいた女性は、マイカー通勤は危険と思いバスに乗ったものの、市内中心部で1時間ほど渋滞にはまり、職場よりだいぶ手前の金沢駅からタクシーに乗ろうとしたという。「タクシーもなかなか来ないので、もう歩いて行こうか」とぼやいていた。【大久保昂、石川将来】

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