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相鉄線

2.7キロ地下化へ 「開かずの踏切」解消

「開かずの踏切」の前で停車する緊急走行中の救急車=横浜市道路局提供

 横浜市は、1時間当たり40分以上遮断している「開かずの踏切」を解消しようと、相鉄線の西谷-二俣川駅間のうち約2.7キロを地下化する。2023年度に着工し、34年春の完成を目指す。

     市道路局によると、事業により対象区間にある10カ所の踏切を解消できる。そのうち開かずの踏切は5カ所あり、付近では運行本数が多い朝の出勤時間帯を中心に慢性的な車の渋滞が発生している。踏切待ちによって緊急活動中の救急車や消防車の到着が遅れるケースもあるという。

     今回の総事業費は約740億円。線路を高架橋に上げる方式も検討されたが、工期や撤去できる踏切の数などを比較した結果、地下化が選ばれた。市は今後、相模鉄道と協議して事業費の負担割合を決定する。線路を地下などに移して踏切をなくす「連続立体交差事業」として、国から55%の補助も受けられる見通し。環境影響の調査など工事の準備に約5年をかけ、23年度に着工する予定。

     相鉄線では、星川-天王町駅間の高架化が今秋に完了する予定で、9カ所の踏切がなくなる。市内には未対策の開かずの踏切があと31カ所あるといい、市道路局は同様の事業や代替通路などの対策を検討していく。【杉山雄飛】

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