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両陛下

3月に沖縄へ 戦没者慰霊、与那国へも初訪問

天皇、皇后両陛下=宮間俊樹撮影

 天皇、皇后両陛下は3月後半に沖縄県を訪問される。宮内庁が12日明らかにした。日程は3月27~29日の3日間の見通しで、本島のほか、これまで訪ねたことのない与那国島にも足を運ぶ予定。2019年4月末の退位を前に、沖縄に思いを寄せてきた陛下の希望で実現する。

 両陛下が同県を訪問するのは11回目。在位中の沖縄訪問は、今回が最後になる見込みだ。

 陛下は皇太子時代に沖縄を5回訪問。即位後も、歴代天皇として初めて訪問した1993年を含め、5回訪れている。

 皇太子時代の初の訪問は75年。沖縄国際海洋博覧会の開会式への出席が目的だった。即位後3回目の04年には、浦添市の「国立劇場おきなわ」の開場記念公演で、伝統芸能の組踊(くみおどり)を鑑賞した。直近は14年で、米軍の魚雷攻撃で沈没した学童疎開船の惨劇を伝える対馬丸記念館(那覇市)を見学し、生存者らと懇談した。

 陛下は、太平洋戦争末期の凄絶(せいぜつ)な地上戦で多くの県民が犠牲になり、米軍に占領された経緯を踏まえ、沖縄の歴史や文化を熱心に学んできた。毎回、訪問の際には国立沖縄戦没者墓苑(糸満市)などで戦没者を慰霊している。今回も同墓苑を訪ねる予定だ。与那国島は日本の最西端に位置し、人口約1700人。

 宮内庁幹部は今回の訪問について「戦没者の慰霊を含め、県民に寄り添いたいという陛下のお気持ちを踏まえた」と話している。【山田奈緒、高島博之】

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