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ジャンプ

高梨沙羅、復活への助走!平昌イヤー好発進 今季初・W杯予選首位(スポニチ)

大ジャンプで予選を首位で終えた高梨=スポニチ提供

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第5戦予選(2018年1月12日 札幌市宮の森、ヒルサイズ=HS100メートル)

 エースが完全復活の兆しを見せた。高梨沙羅(21=クラレ)が95メートルの126.3点で予選1位通過を決めた。今季2勝ずつ挙げて好調のアルトハウス(21=ドイツ)、ルンビ(23=ノルウェー)を抑え、試技2本でもそれぞれトップのスコアをマーク。13日の決勝では、足踏みが続いているジャンプW杯歴代単独最多となる54勝目に挑む。

     予選とはいえ高梨が久々の指定席に戻ってきた。今季個人戦では予選、決勝通じて初めての1位。「結果としては素直にうれしい」と納得しつつ「その中でも課題の出たジャンプ」と付け加えたのもまた高梨らしかった。

     髪の毛をばっさりと切っただけでなく、札幌、蔵王と続く日本開催のW杯に向けて年末年始はジャンプの修正に取り組んだ。開幕前は天候にたたられて十分な練習本数を積めなかったが、腰を据えての練習で助走姿勢を固めてきた。踏み切りの力強さも徐々に感じ始めており、「絶好調まではいかないけど70%ぐらい」とまずまずの手応えを得られた。

     男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(28=オーストリア)が持つジャンプW杯歴代最多勝記録に並んだのは昨年2月。記録更新の54勝目は時間の問題と見られていたが、直後のシーズン最終戦で2位に終わると今季も足踏みが続いている。前回の優勝からすでに10カ月以上が経過。オフ期間を含めても、これほど長期にわたって高梨が優勝から遠ざかったことはない。13日の個人第5戦で勝てなければ、昨季最終戦と合わせて6戦連続Vなし。試合数でも自己ワーストに並ぶことになる。

     自身の最長ブランクを乗り越えての記録達成はなるか。日本代表の鷲沢徹コーチは高梨の“ホームアドバンテージ”を指摘する。「欧州勢は日本に来て疲れている。もうすぐ彼女たちはホームシックになるはず」と長距離移動、時差調整を強いられる欧州勢の苦労を語った。それはまた欧州の大会で日本代表が強いられているものでもある。高梨も「朝に散歩しながら、頭の中でいろいろ考えている」と地元での“さら散歩”を明かし、ホームの恩恵を語った。

     もちろんまだこれは予選の話。決勝には結果を持ち越さず、1本勝負ではなく2本の合計点で争う。54勝目を挙げて記録を達成した時こそが、1カ月を切った平昌五輪に向けて反撃の始まりになる。

     《負ければVブランク最長》高梨のW杯優勝の最長ブランク期間は9カ月。13年12月のリレハンメル大会と16年12月の同大会。ただし後者のブランク期間は全てオフシーズンだった。試合数では6大会が最長。W杯初年度に初優勝するまでに7戦を費やしたのと、総合優勝を逃した14~15年シーズン中盤に6戦連続未勝利を経験した。(スポニチ)

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