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記者ノート

「教育貧困国」返上を

 「勉強に充てる時間がなくなり、単位を落とす学生もいる」。札幌市内の大学の教授は、学費や生活費を稼ぐためにアルバイトに追われる学生が近年目立って増えている実態を嘆く。

 全国大学生活協同組合連合会の学生生活実態調査によると、下宿生のアルバイト収入は5年前に比べ26%増えた一方、仕送りは減少傾向。特に「仕送り0円」が2008年以降は8~10%台と、1990年代後半の4~5倍にまで上昇している。

 北海道大学は、札幌の洋菓子メーカー「きのとや」からの寄付を原資に、今春から経済的に困窮している学生に給付型奨学金を支給する。初年度の募集は3人。成績ではなく困窮度で選考し、卒業まで月4万円を支援する。創業者で北大OBの長沼昭夫さんは「私も貧乏で奨学金で大学を卒業することができた。規模は小さいが、これがきっかけとなってかつての『タイガーマスク運動』のように全国に広がってほしい」と語る。

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