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平成の記憶

記者の記録 ブーム発信、多様化 テレビ中心から移行

 バブル景気と、その後の長期にわたる経済の低迷。平成の時代の世相は、その落差を反映するようにめまぐるしく変化した。インターネットの普及で、一人一人が情報発信の主役になり、流行も多様な表情をみせるようになった。

 平成はバブル景気に沸く熱狂の中でスタートした。まもなく経済指標的にはバブルは崩壊したが、人々の生活感覚でいえば、その後こそがバブルだった。東京・芝浦のディスコ「ジュリアナ東京」の開業は1991年5月。バブルの象徴となった、ボディコン姿の女性がお立ち台で踊る姿はその後の数年間、見られた現象だ。東京・六本木のディスコ「ヴェルファーレ」は94年にオープンしている。

 「東京ラブストーリー」(91年、フジテレビ系)のようなトレンディードラマがヒットしたのもこの頃。東京でおしゃれな部屋に住み、ドラマのような恋愛ができるかもしれないと若者は夢を見た。同作品の最終回の視聴率は関東で32・3%(ビデオリサーチ調べ)。メインの視聴者層だった20~30歳代女性では、もっと多くの人が熱中していたことは間違いない。

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