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阪神大震災23年

命のリレー、生を受け 出生の日、助け合い語りたい

語り部KOBE1995の例会で、語り部の先輩たちから激励される中村翼さん=神戸市中央区で、道岡美波撮影

 「自分の誕生日は、多くの人が大切な人を失った『悲しい日』だと抱え込んでいた」。阪神大震災が発生した1995年1月17日に生を受け、その意味を自問自答してきた若者がいる。心の置き場が見つからず、混乱した思春期。契機は大学で学んだ防災教育だった。両親から初めて出生時の話を聞き、多くの人に助けられ、今の自分があることを知った。23年の月日をへて今年、最年少の語り部として本格的に活動する覚悟を決めた。

 神戸市兵庫区の会社員、中村翼さん(22)。幼いころは、震災のことがテレビで流れても特別に感じなかっ…

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