訪日客

大阪、初の1000万人 LCC増便、円安追い風

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外国人観光客らでにぎわう黒門市場=大阪市中央区で、望月亮一撮影
外国人観光客らでにぎわう黒門市場=大阪市中央区で、望月亮一撮影

 2017年の1年間に大阪府内を訪れた訪日外国人(インバウンド)が統計開始以来、初めて1000万人を超えることが確実になった。大阪観光局が17日に公表する。関西国際空港を発着する格安航空会社(LCC)の増便や円安傾向が追い風となり、中国、韓国を中心とする東アジア各国で、依然として高い人気が続いているとみられる。【藤顕一郎】

 来阪したインバウンド数は、日本政府観光局がまとめる「訪日外客数」に、観光庁の「訪日外国人消費動向調査」での大阪への訪問率を掛け合わせ、大阪観光局が独自に算出している。統計を始めた11年は約157万人だったが、3年後の14年に約374万人、翌15年には約716万人と倍増。16年は約940万人に達し、17年はそれを上回る高水準で推移していた。

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