連載

AV問題

毎日新聞デジタルの「AV問題」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

AV問題

新ルール開始、監督「表現規制が一番の恐怖」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「女優が評価される演技を引き出すのは、監督の力量」と話す安達かおる監督(左)と、「もう一度AVとはなんぞや、何を表現していくか、意識改革を」と訴える辻丸さん=中嶋真希撮影
「女優が評価される演技を引き出すのは、監督の力量」と話す安達かおる監督(左)と、「もう一度AVとはなんぞや、何を表現していくか、意識改革を」と訴える辻丸さん=中嶋真希撮影

安達かおる監督×男優・辻丸さん対談(上)

 だまされてアダルトビデオ(AV)に出演させられる問題を受け、統一契約書の使用や作品削除の新ルール運用が1月から試験的に始まっている。1980年代からAVの世界で活躍してきた異彩のAVメーカー「V&Rプランニング」の安達かおる監督は「ルールを決めるだけでは、問題は解決しない」と警鐘を鳴らす。強要をなくしたいと熱心に発言しているAV男優の辻丸さんは「もう一度、AVとは何かを見つめ直し、何を表現していくのか、意識改革すべきだ」と訴える。【構成・中嶋真希】

 <強要被害を防ごうと、AV業界からの要請で2017年4月に「AV業界改革推進有識者委員会」が設立された。代表委員は「芸術と法」が専門の志田陽子・武蔵野美術大教授。表現の自由問題に詳しい山口貴士弁護士ら3人が委員を務めた。同委員会は10月に解散し、現在は新団体「AV人権倫理機構」として活動する。AVに出演することを明記した統一契約書を使うことや、販売から5年で作品を削除できることなどが決められた>

この記事は有料記事です。

残り4152文字(全文4599文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集