正倉院文書

複製支援を 全巻完成へネットで資金募集 佐倉・国立歴史民俗博物館 /千葉

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 佐倉市の国立歴史民俗博物館は、東大寺正倉院(奈良県)に保管されてきた日本最古の紙史料「正倉院文書」の複製製作を目的に、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングを始めた。同館は創設(1981年)以来、正倉院文書の複製を製作しているが、国の予算縮減の中、新たな支援者探しに踏み出した。歴史資料保存のためのクラウドファンディング活用は珍しいという。

 正倉院文書は、奈良時代の政治・行政から役人の生活の様子なども記述されている資料で、全667巻からなる。実物は年に1回、奈良国立博物館で開催される正倉院展でしか見ることができない。災害にあえばこれらの記録が失われてしまうため、国立歴史民俗博物館は、資料の保存や研究での活用のため精巧な複製を製作するプロジェクトをつくり、これまで390巻の複製を製作してきた。

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