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阪神大震災

1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。

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阪神大震災23年

今も心に 5歳で失った娘へ思い綴る

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発生時刻で止まったままの時計の前で黙とうする人たち=兵庫県西宮市で2018年1月17日午前5時46分、平川義之撮影
発生時刻で止まったままの時計の前で黙とうする人たち=兵庫県西宮市で2018年1月17日午前5時46分、平川義之撮影

 阪神大震災から23年。被災地は昨晩から続く冷たい雨の中、朝を迎えた。遺族らは「あの日」のことを今も昨日のことのように思い返し、故人との果たせなかった約束を忘れることができないでいる。各地の追悼会場では、今年も大切な人をしのびながら、祈りをささげる姿がみられた。

 「ごめんね。天国で元気でいますか。妹を見守ってあげてね」

 阪神大震災で長女希(のぞみ)さん(当時5歳)を亡くした小西真希子さん(58)=神戸市灘区=は17日朝、東遊園地(同市中央区)で「あの日」を思い、静かに手を合わせた。これまで被災体験を手記集に綴(つづ)ることで、「多くの人に希は命の大切さを教え続けている」と感じてきた。消えぬ親心、守ってあげられなかった後悔。23年がたち、「28歳」になった娘と、これからも一緒に年を重ねていく。

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【阪神大震災】

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