メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

高田守先生の生き物語り

(番外編)完璧すぎる時間感覚

北海道のウトナイ湖に飛来した渡り鳥=2016年10月、福島英博撮影

 新年を迎え、いかがお過ごしだろうか? 現代に生きる我々は、毎年決まった時期にお正月やお盆などの行事をこなしながら生活している。決まった日に、特定の行動をするために、我々はカレンダーを見てスケジュールを確認する。裏を返せば、カレンダーを使わなければ、今日が何月何日なのか分からなくなってしまう。

 正確に時期を把握することは、多くの生き物たちにとっては「うっかり忘れてしまいました」では済まない死活問題だ。決まった時期に繁殖したり、巡ってくる冬に備えたりすることができなければ、子孫を残すことができない。そのため、多くの生き物には、時期を把握する能力が備わっている。気温や昼夜の長さ、月の満ち欠けの情報を基に時期を把握する生き物がいる一方、完璧な時間感覚を持つ生き物もいる。彼らは、昼夜の長さが常に同じで一定の温度下に置かれても、リ…

この記事は有料記事です。

残り549文字(全文914文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 気象庁、台風19号を命名へ 42年ぶり

  2. 「こんなこと想像も」停電、断水のタワマン疲れ果て 武蔵小杉ルポ

  3. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

  4. 家も畑も「本当に無くなっちゃった」 「次はすぐ逃げる」 住民ぼうぜん 堤防決壊の千曲川

  5. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです