阪神大震災23年

各地で鎮魂の祈り(その2止) 希望の灯り守る母 岩手・大槌から、感謝込め

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神戸市から分灯された「3・11希望の灯り」を見つめる八幡幸子さん=岩手県大槌町の城山公園で2018年1月17日午前5時32分、中尾卓英撮影
神戸市から分灯された「3・11希望の灯り」を見つめる八幡幸子さん=岩手県大槌町の城山公園で2018年1月17日午前5時32分、中尾卓英撮影

 東日本大震災の被災地・岩手県大槌町でともされ続ける追悼モニュメント「3・11希望の灯(あか)り」。阪神大震災の被災地・神戸にある「1・17希望の灯り」の分灯で、「大槌のお母さん」と慕われる八幡幸子さん(67)が管理してきた。東日本大震災で被災した自宅を、震災ボランティアの宿泊所として開放してきた八幡さん。「津波の時に助けてもらった恩返しをこれからも」。17日早朝は町民らと祈りをささげ、誓いを新たにした。

 「灯りは亡くなった人の魂が帰ってくる場所であり、今では町に人が戻ってくる希望の象徴です」。約7年前の津波で壊滅した大槌町の中心市街地を見渡す城山公園で、八幡さんはしみじみと語った。町内で食料品店を経営しながら、2012年秋に「1・17希望の灯り」(神戸市中央区)から分灯されたガス灯や手紙などを入れる記帳箱を管理・清掃してきた。

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