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週刊テレビ評

従軍慰安婦合意を巡る報道 感情に支配されていないか=金平茂紀

 2018年。どんな1年になるのだろうか。国内的には、憲法を巡る生臭い具体的な動きが出てくるだろう。「改正」を巡る発議が年内に行われる可能性がある。国政選挙はないが、総選挙後の「1強」体制がどこまで続くのかを占う動きがある。自民総裁選や沖縄知事選もある。野党の再編はさらに進む。

 一方で、そんな憲法やら選挙なんかに背を向ける市民、若者世代の内向化、個人の生きがいや「幸福論」を求める非社会化の動きが強まっている。元日の全国の新聞紙面トップ記事の見出しを見て驚いた。「一瞬のハッピーがあれば、人はまた走れる」「デジタルの翼、個を放つ」……。背景には、格差社会の深まり、社会のコミュニケーション不全がある。

 国外的には、秋の米中間選挙、ポストIS(過激派組織「イスラム国」)時代を迎えた中東の流動化。世界的…

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