連載

深まる分断

トランプ政権を支えるのは、米社会に渦巻くエスタブリッシュメント(主流政治家や既存政治)への不満だ。その現場を歩いた。

連載一覧

深まる分断

トランプ政権1年/上(その1) 中道はもう歩けない

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
フレーク一族が開拓し、メキシコからの移民と一緒に働いた農場=米西部アリゾナ州ナバホ郡スノーフレークで2018年1月8日、國枝すみれ撮影
フレーク一族が開拓し、メキシコからの移民と一緒に働いた農場=米西部アリゾナ州ナバホ郡スノーフレークで2018年1月8日、國枝すみれ撮影

開拓一族の共和議員引退

 「大統領、もう十分だ」。米連邦議会上院で昨年10月24日、演説した共和党主流派のジェフ・フレーク上院議員(55)が指摘した。フレーク氏は、昨年1月に就任して以来のトランプ大統領の人種偏見に満ちた言動などを「無謀で非道でみっともない」と酷評。同僚議員に向かっては「民主的な価値観を日常的に傷つけるこの事態を受け入れて『当たり前』としてはいけない」と訴えた。

 さらに「自由貿易と移民を支持する伝統的な保守主義者が共和党内で生き残る余地は少なくなった」と続けたフレーク氏。11月の中間選挙に出馬せず、政界から引退すると宣言した。

この記事は有料記事です。

残り763文字(全文1036文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集