トランプ米政権

拠出金凍結 パレスチナ、不安と怒り 国連機関が支援訴え

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 【エルサレム高橋宗男】トランプ米政権は16日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出金の半額以上を凍結した。パレスチナ難民らの間に不安や怒りが広がっており、UNRWAは国際社会に支援強化を訴える方針だ。

 「次回は食糧を受け取れるのだろうか」

 パレスチナ自治区ガザ地区の食糧配布センターに、小麦や砂糖、食用油、缶詰などを受け取りにきた8人の子供の父親、ムハンマド・サレハさん(52)は毎日新聞の取材に不安を隠さず、「状況は最悪だ」と何度も繰り返した。ガザ地区では人口200万人の半数以上がUNRWAの食糧支援に頼っている。

 1948年のイスラエル建国と第1次中東戦争の結果、約70万人のパレスチナ人が故郷を追われ、現在は子孫を含め約520万人が難民登録。UNRWAはパレスチナ自治区やヨルダン、シリア、レバノンで暮らす難民に教育や保健、食糧などの支援を展開する。

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