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栗生俊一さん=警察庁長官に就任した

 組織犯罪対策部長だった2012年、福岡県で指定暴力団による発砲事件が相次いだ。市民も狙われて警察の信頼が揺らぐ中、機動隊の現地への派遣を決めた。暴力団対策で大規模に機動隊を投入するのは初めてだった。福岡国税局への警察キャリアの出向にも関わり、組幹部を脱税で立件する体制も整えた。

 前例にとらわれない柔軟さが真骨頂だ。当時は「異例」とされた手法は暴力団対策に大きな成果を生んだ。庁内では「目標を決めたら真っすぐ進む」「突破力がある」と評されるが、本人は「国民の目線で考えているだけ」とそっけない。

 ロシア文学まで手を伸ばす文学青年だったが「国でしかできない仕事をしたい」と警察庁へ。刑事局と国際部門が長い。国際2課長時代には、2001年の米同時多発テロが発生。テロリストへの送金を制限する改正外為法の立案のため、省庁横断の検討チームに加わった。首相秘書官として官邸に勤めた経験もあり、他省庁とのパイプは太い。

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