中国

避けられぬ再減速 指導部、構造改革に軸足

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環境規制が強まる北京市郊外。多くの工場が閉鎖され、付近の住居も大半が空き家になっていた=北京市通州区で2018年1月17日午後、赤間清広撮影
環境規制が強まる北京市郊外。多くの工場が閉鎖され、付近の住居も大半が空き家になっていた=北京市通州区で2018年1月17日午後、赤間清広撮影

 【北京・赤間清広】中国の2017年国内総生産(GDP)が7年ぶりに前年実績を上回った。中国経済の加速は世界経済にとっても前向きな動きといえるが、習近平指導部はこのところ成長率よりも経済の「質」を重視し、環境対策などの構造改革を進めているため、再減速は避けられない状況だ。改革の痛みに耐え、世界2位の経済大国にふさわしい経済体制に移行できるか。今年はその行方を占う年となる。

 「青い空を取り戻す」。習国家主席は昨年10月の中国共産党大会でこう強調し、市民の間で不満が根強い大気汚染問題の抜本解決を図ると宣言した。これと前後して、中国全土で環境基準に満たない工場の摘発が本格化している。

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