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カクネ里雪渓

氷河と確認 北ア3カ所、国内で計6カ所

氷河と確認された北アルプス鹿島槍ケ岳のカクネ里雪渓=長野県大町市で2017年6月撮影(大町市提供)

 長野、富山県境の北アルプス鹿島槍ケ岳(2889メートル)北東斜面にある「カクネ里雪渓」(長野県大町市)が、氷河であることが学術的に確認された。信州大や市立大町山岳博物館などで作る調査団が18日、大町市で記者会見し明らかにした。

 また、調査団によると、富山県側の剱岳・池ノ谷(いけのたん)雪渓と、立山・内蔵助(くらのすけ)雪渓も氷河であることが別の調査で確認されたといい、これら3カ所を合わせて国内の氷河は計6カ所となった。長野県内での氷河確認は初めて。

 カクネ里雪渓は標高1800~2200メートルにあり、幅280メートル、長さ790メートルで、信州大などの調査団が2014年から17年にかけて現地調査を実施。氷河は、雪渓内に厚い氷体があり、連続して氷が流動していることが認定の条件で、15年秋に5本のポールを氷体に刺し、全地球測位システム(GPS)で測定したところ、24日間で12~17センチ流動していることがわかった。年間換算で1.8~2.6メートル動いているという。氷厚は30メートル以上あることも確認された。【松澤康】

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