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危機の真相

「メルロン」か「マクケル」か 欧州のカギ握る独仏構図=浜矩子

 欧州情勢に異変ありだ。このように書けば、欧州情勢は既に異変だらけじゃないか、と思われる皆さんが多いかと思われる。

 確かに、このところの欧州情勢は大いに異変続きだ。イギリスが、いわゆる「ブレグジット」、すなわち欧州連合(EU)からの離脱に向かおうとしている。スペインでは、カタルーニャ州が独立の機運をいまだかつてなく本格化させている。欧州津々浦々で、怪しげなポピュリストたちが怪しげなうごめきを示している。こうしてみれば、異変こそ、いまや、欧州の日常だとさえいえる状況だ。

 だが、ここに来て、これら一連の異変とは、また一味違う問題が生起している。一連の異変と決して無関係ではない。だが、問題の次元が少々違う。

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