中国

「習氏思想」憲法明記へ 14年ぶり改正

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中国の習近平国家主席=河津啓介撮影
中国の習近平国家主席=河津啓介撮影

 【北京・河津啓介】中国共産党の重要会議である第19期中央委員会第2回総会(2中全会)が19日、2日間の日程を終えて閉幕した。国営新華社通信を通じて公表された公報(コミュニケ)によると、3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で14年ぶりに憲法を改正し、習近平総書記(国家主席)の名前を冠した政治思想を明記することが事実上決まった。昨年10月の党大会に続き、習氏の権威が一層強化される。

 憲法改正は全人代の職権で改正は2004年以来。公報によると「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」を憲法に明記する改正案を全人代に提案することを決定。習氏の名前が憲法に記されることになった。現憲法には「毛沢東思想」「トウ小平理論」として2人のカリスマ指導者の名前があるが、習氏の前の最高指導者の胡錦濤氏、江沢民氏の名前はない。現役指導者の名が憲法に入るのは毛以来となる。

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