稀勢の里休場

「心技体」見つめ直せ

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稀勢の里=渡部直樹撮影
稀勢の里=渡部直樹撮影

 前日に「最後までやり抜く」と話した稀勢の里が一転休場。場所前に横綱審議委員会(横審)から「15日間出られないなら休んだ方がいい」と、かけられた温情もフイにした。

 相撲内容が悪い。まともに取れたのは2日目の北勝富士戦だけ。腰高で左を差せず、防戦一方になる。前日の嘉風戦では、最後の一突きで腰から落ち、両足を空に上げて土俵下に落ちるぶざまさ。相撲勘が戻っていない。

 唯一の日本出身横綱で、不祥事続きの中、迎えた初場所だけに土俵を務めたい気持ちは強い。場所前に同じ田子ノ浦部屋の後輩、大関・高安と番数を重ねた裏付けもあった。だが多くの力士が「稽古(けいこ)場で癖を見抜き、裏をかくのは常道」と言うように、本場所は白星一つが給金に直結し、特に金星は4万円上がる。平幕の相手は目の色を変える。

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