ステンドグラス

仙台の「昇天」修復 空襲で焼失の横浜と「兄弟」 マイスター・平山健雄さん「いつか復元を」 /神奈川

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「昇天」の補修作業の仕上げに取り組む平山さん=横浜市港北区で
「昇天」の補修作業の仕上げに取り組む平山さん=横浜市港北区で

 横浜市認定「横浜マイスター」の称号を持ち、同市港北区で「光ステンド工房」を営む平山健雄さん(68)が、仙台市青葉区の東北学院大の礼拝堂にあるステンドグラス「昇天」の修復に取り組んでいる。平山さんと同大の調査により、「昇天」はかつて横浜市中区の教会「横浜山手聖公会(横浜クライスト・チャーチ)」にあったステンドグラスと同じ工房でつくられ、ほぼ同じ図柄の“兄弟”に当たると判明。横浜のステンドグラスは1945年の横浜大空襲で焼失しており、平山さんは「昇天」を見本にして「いつか復元したい」と構想を抱いている。【杉山雄飛】

 修復中の「昇天」(縦約4メートル、横約3メートル)は同大のラーハウザー記念東北学院礼拝堂の祭壇上方にあり、32年に設置された。20枚のパネルで五つの窓を構成し、赤い衣を着たキリストが2体の天使とともに天に昇っていく姿を表現。その様子をユダを除く11人の使徒が見つめ、背景には夕焼けに染まるエルサレムの町並みが描かれている。

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