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花王 メリット 時代に合わせ「利点」追求

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ロングセラーのメリット=花王提供
ロングセラーのメリット=花王提供

 1970年に誕生した花王のシャンプー「メリット」。発売当時、日本人の洗髪は週に2回程度だったため、殺菌作用のある薬効成分「ジンクピリチオン」を配合し、ふけやかゆみを抑える効果をうたった。当時200円と、通常のシャンプーの倍程度の価格で売り出し、商品名は「高価格に見合ったメリット(利点)のある商品」の意味を込めて付けられた。

 「メリット」という力強い響きの名前にすることで、消費者に「他のシャンプーより効き目がありそう」と感じさせることも狙った。当時のキャッチフレーズは「肩のフケ、なしよ」。すそ広がりのボトルは安定感があり、ボトルとシャンプー液の濃い緑色は、薬用効果を連想させた。

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