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こころの天気図

気分の変化、記録に=東京大教授、精神科医 佐々木司

好調・不調を記録しておこう

 「人間万事塞翁(さいおう)が馬」と言うように、良いこと、悪いことは互いに繰り返しやってくる。生活上の出来事だけでなく、気分や体調も同じだ。常にいい時ばかりではないが、悪い時がずっと続くわけでもない。ただ調子の悪い時は、ついそのことを忘れて、悪い状態がいつまでも続くように思いがちだ。調子の良い時より悪い時の方が記憶に残りやすいのも厄介だ。

 診察室で「調子が悪くて」と訴える人に「いつからですか?」と尋ねると、大概は「このところ、ずっとそうです」との答えが返ってくる。ところが、カルテを見るとそうでもない。「1カ月前は『とても調子が良い』とおっしゃってましたよ」と伝えても覚えていないことが多く、記載内容を詳しく教えてようやく「あ、そうでしたね……」と納得する。

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